- 株式会社 精好 剣道部 植柳会 発足趣意
- 精好印刷(現在、株式会社 精好)創業者 藤田 貢は『企業を通じて世の中のお役に立つ会社』として精好を創業、
次代を担う3人の息子に幼少より修練させていた剣道において形成された肉体と精神を土台に、
社会貢献、剣道の発展、青少年の育成の実践を望んでいた。しかし、夢の実現を見ることなく平成4年8月16日、56歳の一生を終えた。
亡き父の遺志を全うするため、平成7年8月16日に精好社内に剣道部を創部。師 吉田市太郎先生にその旨をご報告申し上げたところ、 快くご賛同いただいた。その際かねてより、吉田先生が望んでおられた、植柳少年剣道部の発展、OB会活動の活発化をさせるため、
『植柳』の冠して欲しいとのお話をいただき、吉田先生を顧問としてお迎えし、
正式に『株式会社 精好 剣道部 植柳会』として発足するものであります。
平成7年 8月 16日
- 吉田市太郎先生 逝去される
- かねてから入退院を繰り返しておられた、吉田先生が平成16年12月31日に亡くなられました。
吉田先生は理事長、会長代理を務められ、日常の運営のほか大きな行事の実行に手腕を発揮されました。
京都での世界剣道選手権大会では、京都市、京都府から多額の助成金を獲得されるなど、開催地側として運営に尽力され、
大会の成功に多大なる役割を果たされました。また武徳殿の建立百年行事では大きな石碑を立てることを主張され、題字を揮毫されました。
獣医としての要職の傍ら、剣道の振興に努力され、歯に衣を着せぬ言動から、剣道界の名物とも言われる重鎮でした。
心からご冥福をお祈りします。