商店街にて、マーケティング考察。

商店街にて、マーケティング考察。

商店街にて、マーケティング考察。

最近、休日の朝はなるべく早く起きて街ブラするのが日課になっています。
日頃、案件実務に追われ、じっくりと頭や心を遊ばせる時間が取れないので、休日の朝は頭が冴えている時間帯に歩きながらいろいろな事を考えます。
マネジメントの事、担当クライアントさんの来月の施策のマッピング、いつかやってみたい企画のアイデア出しなど。

昭和の時代を支えた古い街並や、商店街の店舗に使われている味のあるフォントなどを眺めながら。

この喫茶店は、30年前はどんな人たちが来てたのかな?とか
こっちの通りには小児科が2軒も必要なほど子供が多かったのかな?とかとか。
なんとなく考えながら、音楽も聴きながら歩くのが楽しいのです。

街ブラが好きな理由は、人の営みや温度を全身で感じられることです。
特に最近は、「エリア集客」を念頭に置いて仕事を組み立てる事が多く、なんでもマーケティングに変換してインプットする癖がついてしまいました。

刺さるエリアマーケティングを仕掛けるとなると、属性データだけではなく、足を運ぶ人の地域特性を考慮する事が不可欠となり、徹底したリサーチ(またはヒアリング)が重要になると考えています。
そういう意味で街ブラは、楽しみながら地域のリサーチができて一石二鳥ですね。

商店街自体のコンセプトやニーズはKPI(業務レベルにおける具体的な目標設定)に例える事ができ、なぜこの場所に商店街を作ったか?なぜここに店を集めたのか?といった当時の都市計画も含めての戦略をKGI(企業全体の戦略的な目標設定)に例える事ができるかも知れません。

また、カルチャーの視点で見れば「閉店して廃墟となったお店」、その「廃墟感を上手く残し、斬新なコンセプトによって再生されたお店」、「昔ながらのやり方で今も変わらず営業しているお店」など、これらが共存するカオス感がたまらなくおもしろい!

マーケティングの著名な概念としてよく言われるの3つの要素として

・ニーズ:必要性 充足が奪われている状態
・ウォンツ:欲望 ニーズを満たすためのモノに対する欲望
・ディマンズ:購買力 特定のウォンツを叶えるための購買力

がありますが、それらを眼の前で体感する瞬間です。

食堂、ランチカフェ、デートに使えるお店、給湯器の工事のお店など、人の営みに直結している事は、マーケティングではニーズに例える事ができますし、ニーズがあればウォンツを叶えるために、人はきちんと集まります。

「あたりまえの事を、いかに楽しくできるか。」

これを考えるのが楽しいのです。

ものが良いだけではダメ、広めるのが上手なだけでもダメ。
良いものを、良いと感じてくれる人に対してちゃんと伝える事ができた時に初めて、ヒット商品や秀逸なキャンペーンが生まれるのかも知れませんね。

近頃よくそんな風に考えます。

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